はじめに
ケアログ・ネットは、あらかじめ指定された動作環境(詳しくはこちらをご参照ください)でのみ利用可能です。
お使いになる予定のデバイスが対応しているかどうか、事前にご確認ください。
アカウントについて
ケアログ・ネットを利用するために必要なアカウントについて説明します。
必要ない場合は、ケアログ・ネットの始め方へ直接進んでいただいて構いません。
ケアログ・ネットには、2種類のアカウントがあります。
- 事業所アカウント
- 介護職員アカウント

事業所アカウントに複数の介護職員アカウントを紐づけて運用する仕組みです。
事業所アカウント
ご利用が初めての場合は、まず事業所アカウントを1つ作成します。
このアカウントは、事業所ごとに 作成し、通常の操作に加えて支払い設定などの管理を行えます。
介護職員アカウント
介護職員1人につき1アカウントを作成します。
日常的な操作は介護職員アカウントでログインして行います。
ログイン方式
パスキー認証
ケアログ・ネットでは、従来のパスワードの代わりに最新のパスキー認証方式を採用しています。

パスキー認証は、パスワードではなく利用端末に保存されたパスキーを使って認証する方法です。利用開始時に、お使いのデバイス上で自動的にパスキーが作成・管理されます。
パスキー認証には次のような特徴があり、パスワードに比べて第三者への漏えいリスクがなく、不正ログインの可能性も大幅に減ります。
- パスキーはデバイス内に保存され、他のデバイスに譲渡やコピーができません。
- パスキー自体を推測することはできません。
- ケアログ・ネットで発行したパスキーは、他のサイトでは利用できません。
- 生体認証などは端末内部で完結し、お客さまの生体情報がケアログ・ネットへ送信・保存されることもありません。
パスキー認証はApple、Google、Microsoft、Amazonなどの大手企業が参加するFIDO Allianceによって策定された最新の認証方式です。
情報漏えいやフィッシング詐欺などによる不正アクセスのリスクが低く、なりすまし対策としても有効なため、二段階認証よりも強力な仕組みとして多くの企業が導入を進めています。
認証デバイスについて
ケアログ・ネットでは、パスキーを保存してログインに利用するデバイスを認証デバイスと呼びます。各アカウントに認証デバイスを登録(紐づけ)することで、そのデバイスからログインできるようになります。

1つのアカウントに複数のデバイスを紐づけたり、同じデバイスを複数のアカウントに紐づけたりすることも可能です。

この仕組みにより、たとえば複数の職員が同じiPadを使い、それぞれ自分のアカウントでケアログ・ネットを利用することもできます。
アカウントごとに登録できる認証デバイスの数に制限はありませんが、セキュリティ面を考えて管理できる範囲内で登録することをおすすめします。
※ 紐づけた認証デバイスは、ケアログ・ネット上で削除できます。
認証デバイスの追加が不要な場合
生成されたパスキーは、デバイスだけでなくiCloudやGoogleアカウントなどのクラウドサービスに保存することもできます。
この場合、同じクラウドアカウント(iCloudまたはGoogleアカウント)を共有しているデバイスなら、追加で認証デバイスを登録しなくてもログインできる場合があります。
別のiCloudやGoogleアカウントを使っているデバイスからは利用できないため、第三者のデバイスから不正ログインされる心配はありません。安心してご利用ください。
